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恵比寿の中古マンション売却相場価格は?住みやすさや価格推移も紹介!

不動産のプロが恵比寿のマンション売却相場価格を解説

恵比寿エリアで新築または中古マンションの売却・購入を検討している方にとって、価格相場や今後の価格推移を理解することは重要です。

恵比寿駅周辺は、洗練された都市生活と落ち着いた住環境が共存するエリアとして人気が高く、交通の利便性や豊富なショッピング・飲食施設により、幅広い層から支持されています。

この記事では、恵比寿の中古マンション売却価格の相場や住みやすさ、今後の価格推移について詳しく紹介します。

目次

恵比寿エリアの特徴・住みやすさ

恵比寿エリアの特徴・住みやすさ

ここでは、恵比寿で新築・中古マンションの購入や住み替えを検討している方に向けて、特徴や住みやすさなどの情報を紹介します。

  • 交通利便性が良好
  • 買い物施設が豊富
  • 飲食店が豊富

交通利便性が良好

恵比寿駅はJR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、そして東京メトロ日比谷線が利用できるため、都内の主要エリアへ短時間でアクセス可能です。

例えば、渋谷駅までは約2分、新宿駅までは約9分となっています。

また、羽田空港や成田空港へのアクセスも良好で、出張や旅行が多いビジネスマンにとって理想的な立地です。

買い物施設が豊富

恵比寿駅周辺には、アトレ恵比寿や恵比寿ガーデンプレイスなど、さまざまなショッピング施設があります。

ファッション、日用品、食料品まで幅広く揃っており、日常の買い物が便利です。

飲食店が豊富

恵比寿はグルメの街としても知られ、和食やフレンチ、エスニック料理など、あらゆるジャンルのレストランやカフェがあり、外食を楽しむのに困ることはありません。

特に、恵比寿ガーデンプレイスや駅周辺にはミシュラン掲載店や有名シェフのレストランがあるため、食にこだわりのある方にも満足できる環境です。

渋谷区(恵比寿)の中古マンション売却相場価格

渋谷区(恵比寿)の中古マンション売却相場価格

ここでは、恵比寿が位置する渋谷区の中古マンション売却価格の相場を紹介します。

間取り別の中古マンション相場価格

「REINS Market Information」を参考に、東京23区内におけるマンション売却の平均価格を間取り別にランキング形式で10位までまとめました。

1LDK 2LDK 3LDK
1位 港区:1億1,440万円 港区:1億2,670万円 港区:1億9,050万円
2位 渋谷区:7,960万円 千代田区:1億2,590万円 千代田区:1億6,680万円
3位 千代田区:7,010万円 渋谷区:1億1,060万円 渋谷区:1億2,720万円
4位 目黒区:6,760万円 新宿区:8,170万円 中央区:1億2,220万円
5位 文京区:6,340万円 中央区:8,130万円 目黒区:1億1,000万円
6位 品川区:6,190万円 文京区:8,080万円 新宿区:1億950万円
7位 世田谷区:5,870万円 世田谷区:7,825万円 豊島区:1億220万円
8位 中央区:5,410万円 品川区:7,380万円 品川区:9,360万円
9位 江東区:5,200万円 目黒区:7,370万円 文京区:8,860万円
10位 中野区:4,700万円 江東区:6,780万円 世田谷区:8,160万円

上記はあくまでの参考の数値になりますが、恵比寿が位置する渋谷区のマンション売却相場価格はいずれの間取りでもトップ5に入るほど高水準であることが分かりました。

2LDKからマンションの売却相場価格は、1億円を超えています。

渋谷区はファッションやエンターテイメントの中心地として知られ、多くの商業施設や文化施設が集まっています。

ショッピング、グルメ、アートなど多様なアクティビティが楽しめるエリアであるものの、都内でも有数な高級住宅街を擁しているため、渋谷区の地価が高くなっているようです。

エリアごとの売却相場価格

こちらも「REINS Market Information」を参考に、渋谷区におけるエリアごとの中古マンション売却相場価格(1LDK)を一部まとめました。

渋谷区のエリア名 中古マンション売却相場価格 専有面積 平米単価
恵比寿 1億4,800万円 102.5㎡ 144万円/㎡
渋谷 1億3,400万円 97.5㎡ 137万円/㎡
代々木 1億3,400万円 87.5㎡ 153万円/㎡
代官山 1億5,100万円 77.5㎡ 195万円/㎡
広尾 1億9,300万円 97.5㎡ 198万円/㎡
代々木公園 1億3,500万円 67.5㎡ 200万円/㎡
初台 億2,000万円 87.5㎡ 137万円/㎡

渋谷区恵比寿エリアの中古マンション売却相場価格は、広尾・代官山エリアの次に高く、1億4,800万円でした。

平米単価は、上記の中だと中間くらいに位置しています。

東京都の新築・中古マンション売却相場価格

東京都の新築・中古マンション売却相場価格

以下の表は、東京都の新築・中古マンションの売却相場価格をまとめたものです。

東京23区 23区外
新築マンション 1億326万円 6,286万円
中古マンション 6,299万円 3,606万円

※出典:不動産経済研究所の「マンション市場動向」
東日本不動産流通機構の「中古マンションの区市町村別成約状況[2023年度]

恵比寿が位置する渋谷区の中古マンション売却相場価格は、7,960万円~1億2,720万円でした。

1LDKであれば「東京23区の中古マンション」「東京23区外の新築マンション」と近く、2・3LDKであれば「東京23区の新築マンション」とほとんど同じ価格帯になっています。

恵比寿の賃貸物件の家賃相場

恵比寿の賃貸物件の家賃相場

以下では総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」をもとに、恵比寿が位置する渋谷区において、一人暮らし用ワンルームから3LDK程度の広さに分けて表にまとめています。

  • ワンルーム(1K):29㎡以下
  • 1LDK:30~49㎡以下
  • 2LDK:50~69㎡以下
  • 3LDK:70~99㎡以下
間取り 渋谷区の賃貸物件の家賃相場 東京都の賃貸物件の家賃相場
ワンルーム(1K) 9万401円 6万9,706円
1DK/LDK 12万4,129円 9万5,319円
2DK/LDK 18万3,988円 11万9,547円
3DK/LDK 22万8,240円 14万8,966円

渋谷区は東京の主要エリアの一つであり、渋谷駅をはじめとする複数の主要駅が集中しています。

JR山手線・JR埼京線・湘南新宿ライン・東京メトロ銀座線などの9路線を利用できる渋谷駅の存在もあり、賃貸物件の家賃相場は高水準です。

また、LIFULL HOME’Sの「恵比寿駅の家賃相場情報」では、間取り別の家賃相場は以下のようになっています。なお、恵比寿駅から徒歩10分以内における賃貸物件の家賃相場です。

間取り 恵比寿駅の賃貸物件の家賃相場
ワンルーム(1K) 14万7,900円
1DK/LDK 28万6,600円
2DK/LDK 40万3,000円
3DK/LDK 57万1,800円

上記を見ると、恵比寿駅周辺は渋谷区の賃貸物件の家賃相場と比較すると高くなっていることが分かります。

一人暮らし向けの賃貸物件の家賃相場は14万円以上、ファミリー向けの賃貸物件の家賃相場は57万円以上で探すことになりそうです。

とはいえ、上記の家賃相場は駅から徒歩10分以内であるため、築年数が経過した物件や駅距離が遠い物件であれば、もう少し賃料相場を抑えられるかもしれません。

恵比寿で人気のおすすめ物件は?

恵比寿で人気のおすすめ物件は?

代官山と広尾という高級住宅街に挟まれている恵比寿は、比較的富裕層に人気のエリアです。

単身世帯が生活している割合が多いものの、にぎやかな恵比寿駅周辺を少し離れると住宅街が広がっており、子育て世帯の方にも人気があります。

ここでは、恵比寿で人気のおすすめ物件をまとめています。

  • ザ・パークハウス恵比寿南(東京メトロ日比谷線恵比寿駅徒歩7分)
  • ザ・パークハウス代官山レジデンス(東京メトロ日比谷線恵比寿駅徒歩7分)
  • パークルール恵比寿(東京メトロ日比谷線恵比寿駅徒歩8分)
  • プラウド代官山フロント(東京メトロ日比谷線恵比寿駅徒歩10分)

恵比寿における新築・中古マンション売却相場価格の今後

恵比寿における新築・中古マンション売却相場価格の今後

恵比寿エリアで新築や中古マンションの売却・購入を検討している方に向けて、今が売り時・買い時なのか、マンション価格の推移や今後の動向について紹介します。

マンション価格の推移

マンション価格の推移を見れば、今後の価格動向を予想することが可能です。国土交通省の「不動産価格指数」によると、分譲マンションの価格推移は上昇傾向にあります。

不動産価格指数とは、年間約30万件の不動産の取引価格情報をもとに動向を指数化したものです。

2024年4月時点では、住宅総合が140.1、マンションが200.2、一戸建てが117.6であり、マンション価格が最も高騰しています。

※出典:国土交通省「不動産価格指数

不動産価格指数の推移から判断すると、今後も不動産価格は上昇する見込みです。

しかし、低金利政策の終了や住宅ローン控除率の引き下げを踏まえて、早めに売却・購入することも1つの選択肢といえます。

人口の推移

恵比寿が位置する渋谷区の今後の人口推移から、不動産価格の変化を予想しましょう。国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」をもとに、渋谷区の人口推移をまとめました。

2025年 2030年 2035年
総計 23万5,939人 24万219人 24万2,850人
30~50歳未満 7万5,055人 7万1,312人 6万8,627人

恵比寿が位置する渋谷区は、総計を見ると2035年までに人口増加が予想されています。しかし、マイホームを購入する中心世代である30〜50歳未満の人口は、同時期に約6,500人減少する見込みです。

すぐにマンション価格が値下がりすることは考えにくいですが、長期的に見ると徐々に低下していく可能性もありそうです。

とはいえ、恵比寿エリアを含め渋谷区はもともとの不動産価格が高いため、低下といっても大きな下落はほとんど見られないでしょう。

新築と中古どちらを購入したら良い?

新築と中古どちらを購入したら良い?

マンションを購入する際、新築物件と中古物件のどちらを選ぶかは、多くの方が悩むポイントです。それぞれにメリットとデメリットがあり、ライフスタイルや予算に応じて最適な選択が異なります。

ここでは、新築と中古物件それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

新築物件のメリット・デメリット

新築物件は最新の設備やトレンドを取り入れており、使い勝手やデザイン性が高いです。省エネ性能や防音性が優れた物件が多く、快適な生活を送ることができます。

また、新築物件には、住宅の基本構造や設備に関する長期保証が付いていることが多く、購入後も安心して暮らすことができます。初期のメンテナンス費用が抑えられる点も魅力です。

しかし、新築物件は住宅性能が優れているというだけでなく、新築物件であるというだけで2割程度割高になる「新築プレミアム」がついてきます。

希望するエリアや広さを考慮すると、予算内で探すのが難しい場合もあります。

中古物件のメリット・デメリット

中古物件は新築物件に比べて価格が安く設定されていることが多いため、予算内で広い物件や好立地の物件を見つけやすいです。

また、リフォームやリノベーションを行うことで、コストを抑えつつ自分好みの住まいにすることができます。

しかし、中古物件は経年劣化による欠陥が見つかる可能性があります。購入後に想定外の修繕費用が発生することもあるため、ホームインスペクションを依頼するなどして、事前に建物の状態を確認しておくと安心できるでしょう。

まとめ

まとめ

恵比寿おける中古マンションの売却相場価格は、東京23区の新築マンションと比較しても同じか、それ以上の価格であることが分かりました。

また、マンションの売却相場価格が長い時間をかけてゆっくり下がっていく可能性はありますが、大幅に下落することはなさそうです。

恵比寿でのマンション売買を検討している方は、不動産会社に相談してみましょう。

東京エリア全域のマンション売却相場は以下の記事でわかりやすく解説しています。併せて参考にしてください。

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