五反田周辺で中古マンションの売却や購入を考えている方にとって、価格相場や今後の価格推移を知ることは重要です。
五反田エリアは品川区内でも交通の便が良く、ビジネス街や商業施設が充実していることから住みやすさに定評があります。
一方で、昔ながらの下町の雰囲気も残っており、エリア全体が多様な魅力を持っている点が特徴です。
この記事では、五反田の中古マンション売却価格の相場や、地域の特徴、今後の価格推移について紹介します。
五反田の特徴・住みやすさ
ここでは、五反田で新築・中古マンションの購入や住み替えを検討している方に向けて、特徴や住みやすさなどの情報を紹介します。
- 交通利便性が良好
- 買い物施設が豊富
交通利便性が良好
五反田は、JR山手線、都営浅草線、東急池上線の3路線が交わる交通の要所です。
都心へのアクセスが非常に便利で、品川や渋谷、新宿といった主要エリアへの移動がスムーズに行えます。
また、五反田駅周辺にはバス路線も充実しており、どの方面へもアクセスしやすいため、通勤や通学に便利なエリアとして人気があります。
買い物施設が豊富
五反田エリアには商業施設やスーパー、飲食店が多数集まっており、日常の買い物や食事に困ることはありません。
特に駅周辺には、五反田TOCや東急スクエアなどの大型商業施設があり、ファッションや雑貨、食品など幅広い商品が揃います。
品川区(五反田)の中古マンション売却相場価格
ここでは、五反田が位置する品川区の中古マンション売却価格の相場を紹介します。
間取り別の中古マンション相場価格
「REINS Market Information」を参考に、東京23区内におけるマンション売却の平均価格を間取り別にランキング形式で10位までまとめました。
1LDK | 2LDK | 3LDK | |
---|---|---|---|
1位 | 港区:1億1,440万円 | 港区:1億2,670万円 | 港区:1億9,050万円 |
2位 | 渋谷区:7,960万円 | 千代田区:1億2,590万円 | 千代田区:1億6,680万円 |
3位 | 千代田区:7,010万円 | 渋谷区:1億1,060万円 | 渋谷区:1億2,720万円 |
4位 | 目黒区:6,760万円 | 新宿区:8,170万円 | 中央区:1億2,220万円 |
5位 | 文京区:6,340万円 | 中央区:8,130万円 | 目黒区:1億1,000万円 |
6位 | 品川区:6,190万円 | 文京区:8,080万円 | 新宿区:1億950万円 |
7位 | 世田谷区:5,870万円 | 世田谷区:7,825万円 | 豊島区:1億220万円 |
8位 | 中央区:5,410万円 | 品川区:7,380万円 | 品川区:9,360万円 |
9位 | 江東区:5,200万円 | 目黒区:7,370万円 | 文京区:8,860万円 |
10位 | 中野区:4,700万円 | 江東区:6,780万円 | 世田谷区:8,160万円 |
上記はあくまでの参考の数値になりますが、五反田が位置する品川区のマンション売却相場価格はいずれの間取りでもトップ10入るほど高水準であることが分かりました。
3LDKになるとマンションの売却相場価格は、1億円に近づいています。
品川区の品川駅周辺では大規模な再開発が進行中で、オフィスビルや商業施設、住宅が次々と建設されています。
特に「品川開発プロジェクト」により、国際的なビジネスハブとしての機能が強化されています。これに伴って人の出入りが増え、エリア全体の不動産価値は向上していくでしょう。
エリアごとの売却相場価格
こちらも「REINS Market Information」を参考に、品川区におけるエリアごとの中古マンション売却相場価格(3LDK)を一部まとめました。
品川区のエリア名 | 中古マンション売却相場価格 | 専有面積 | 平米単価 |
---|---|---|---|
五反田 | 8,000万円 | 92.5㎡ | 86万円/㎡ |
目黒 | 2億5,500万円 | 82.5㎡ | 309万円/㎡ |
品川 | 6,700万円 | 57.5㎡ | 117万円/㎡ |
大井町 | 1億2,800万円 | 72.5㎡ | 177万円/㎡ |
荏原町 | 6,500万円 | 72.5㎡ | 90万円/㎡ |
青物横丁 | 5,700万円 | 57.5㎡ | 99万円/㎡ |
高輪台 | 7,700万円 | 72.5㎡ | 106万円/㎡ |
五反田の中古マンションの売却相場価格は、品川区の中で見ると低水準であることが分かりました。品川区で最も高い中古マンション売却相場価格は、目黒エリアの2億5,500万円です。
五反田はビジネス街や繁華街としてのイメージが強く、特に五反田駅の東口周辺には風俗店やラブホテルがあります。
住環境としての魅力がやや劣ると見られがちで、結果的に中古マンションの売却相場価格が抑えられているのでしょう。
東京都の新築・中古マンション売却相場価格
以下の表は、東京都の新築・中古マンションの売却相場価格をまとめたものです。
東京23区 | 23区外 | |
---|---|---|
新築マンション | 1億326万円 | 6,286万円 |
中古マンション | 6,299万円 | 3,606万円 |
※出典:不動産経済研究所の「マンション市場動向」
東日本不動産流通機構の「中古マンションの区市町村別成約状況[2023年度]」
五反田が位置する品川区の中古マンション売却相場価格は、6,190万円〜9,360万円でした。
1LDKであれば「東京23区の中古マンション」「東京23区外の新築マンション」の相場価格に近く、2・3LDKであれば「東京23区の中古マンション」以上の相場価格になるイメージです。
五反田の賃貸物件の家賃
以下では総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」をもとに、五反田が位置する品川区において、一人暮らし用ワンルームから3LDK程度の広さに分けて表にまとめています。
- ワンルーム(1K):29㎡以下
- 1LDK:30~49㎡以下
- 2LDK:50~69㎡以下
- 3LDK:70~99㎡以下
間取り | 品川区の賃貸物件の家賃相場 | 東京都の賃貸物件の家賃相場 |
---|---|---|
ワンルーム(1K) | 7万8,806円 | 6万9,706円 |
1DK/LDK | 10万4,452円 | 9万5,319円 |
2DK/LDK | 13万9,189円 | 11万9,547円 |
3DK/LDK | 16万3,858円 | 14万8,966円 |
品川区には新幹線をはじめ、JR山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線、さらには京急線などが集まるターミナル駅としての品川駅があります。
東京都だけでなく日本全国へのアクセスに便利なため、ビジネスマンにとって魅力的なエリアです。
単身世帯から子育て世帯までの幅広い層に人気があり、賃貸物件の家賃相場が高くなっています。
また、LIFULL HOME’Sの「五反田駅の家賃相場情報」では、間取り別の賃貸物件の家賃相場は以下のようになっています。なお、五反田駅から徒歩10分以内における賃貸物件の家賃相場です。
間取り | 五反田駅の賃貸物件の家賃相場 |
---|---|
ワンルーム(1K) | 11万円 |
1LDK | 21万8,500円 |
2LDK | 32万300円 |
3LDK | 60万2,700円 |
上記を見ると、五反田駅周辺は品川区の賃貸物件の家賃相場と比較すると高くなっていることが分かります。
一人暮らし向けの賃貸物件の家賃相場は11万円以上、ファミリー向けは30万円以上で探すことになりそうです。
とはいえ、上記の賃貸物件の家賃相場は駅から徒歩10分以内であるため、築年数が古い物件や駅距離が遠い物件であれば、もう少し賃料を抑えられると考えられます。
五反田における新築・中古マンション売却相場価格の今後
五反田エリアで新築や中古マンションの売却・購入を検討している方に向けて、今が売り時・買い時なのか、マンション価格の推移や今後の動向について紹介します。
マンション価格の推移
マンション価格は、2013年から継続して右肩上がりに推移しています。国土交通省が毎月公表している「不動産価格指数」を見ると、一戸建てと比べても圧倒的にマンション価格が大きく上昇していることが分かるでしょう。
なお、不動産価格指数とは、年間約30万件の不動産の取引価格情報をもとに動向を指数化したものです。
2024年4月時点では住宅総合が140.1、マンションが200.2、一戸建てが117.6になっています。
※出典:国土交通省「不動産価格指数」
不動産価格指数の推移から判断すると、今後も不動産価格は上昇する見込みです。
しかし、低金利政策の終了や住宅ローン控除率の引き下げを踏まえて、早めに売却・購入することも1つの選択肢といえます。
人口の推移
五反田が位置する品川区の今後の人口推移から、不動産価格の変化を予想しましょう。国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」をもとに、品川区の人口推移をまとめました。
2025年 | 2030年 | 2035年 | |
---|---|---|---|
総計 | 41万8,580人 | 42万9,158人 | 43万6,294人 |
30~50歳未満 | 13万3,789人 | 13万929人 | 12万8,054人 |
五反田が位置する品川区は、総計を見ると2035年までに人口増加が予想されています。
しかし、マイホームを購入する中心世代である30〜50歳未満の人口は、同時期に約6,000人減少する見込みです。
すぐにマンション価格が値下がりすることは考えにくいですが、長期的に見ると徐々に低下していくかもしれません。
とはいえ、五反田エリアを含め品川区はもともとの不動産価格が高いため、低下といっても大きな下落はほとんど見られないでしょう。
五反田で人気のおすすめ物件は?
ここでは、五反田で人気のおすすめ物件をまとめています。
- セブンスターマンション第8五反田(東急目黒線不動前駅徒歩5分)
- メインステージ不動前II(東急目黒線不動前駅徒歩9分)
- シティタワー目黒(都営浅草線五反田駅徒歩10分 )
- リビオ目黒リバーサウス(JR山手線五反田駅徒歩6分)
- 菱和パレス島津山(JR山手線五反田駅徒歩7分)
新築と中古どちらを購入したら良い?
マンション購入時に新築物件と中古物件のどちらを選ぶべきかは、多くの方が直面する悩みです。
どちらにもメリットとデメリットがあり、自分のライフスタイルや予算に合わせて最適な選択が異なります。
ここでは、新築物件と中古物件のそれぞれのメリットとデメリットについて解説します。
新築物件のメリット・デメリット
新築物件は最新の設備やトレンドを取り入れており、デザイン性や使い勝手が非常に高いです。省エネ性能や防音性に優れた物件が多く、快適な生活が期待できます。
また、新築物件には、住宅の基本構造や設備に対して長期保証が付いていることが多く、購入後の安心感もあります。初期費用としてのメンテナンスコストが平均的に抑えられる点も大きな魅力です。
ただし、新築物件には「新築プレミアム」と呼ばれる価格が上乗せされるため、同じエリアや広さで中古物件と比べると、平均して2割程度割高になることがあります。
そのため、希望するエリアや広さを考慮すると、予算内で探すのが難しいケースも少なくありません。
中古物件のメリット・デメリット
中古物件は新築に比べて価格が抑えられていることが多いため、予算内でより広い物件や好立地の物件を見つけやすいというメリットがあります。
また、リフォームやリノベーションを行うことで、コストを抑えながら自分好みの住まいに仕上げることも可能です。
一方で、中古物件には経年劣化による欠陥が見つかる可能性があり、購入後に予期せぬ修繕費用が発生するリスクもあります。
そのため、購入前にホームインスペクションを依頼して、建物の状態をしっかり確認しておくことが重要です。
まとめ
五反田における中古マンションの売却相場価格は、東京23区の中でも高水準であることが分かりました。
今後すぐに相場が下落する可能性は低いですが、長期的には徐々に下がる可能性もあります。
しかし、五反田を含めた品川区全体のもとの不動産価格が高いため、仮に価格が下がるとしても大幅な下落は見込まれないでしょう。
五反田でのマンション売買を検討している方は、まずは不動産会社に相談してみることをおすすめします。
東京エリア全域のマンション売却相場は以下の記事でわかりやすく解説しています。併せて参考にしてください。
