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用賀の中古マンション売却価格の相場は?住みやすさや価格推移を解説!

不動産のプロが用賀のマンション売却相場価格を解説

用賀は都心へのアクセスが良好であり、買い物施設が充実していることから、子育て世帯にも人気のエリアです。

このような魅力的な要素が揃っているため、用賀の中古マンション売却相場価格は安定しており、相場も高めに推移しています。

この記事では、用賀のマンション売却相場について住みやすさや今後の価格推移と一緒にご紹介します。

これからマンションを売却したい方や購入を検討している方にとって、用賀エリアの魅力と市場動向を把握するための参考情報をお届けします。

目次

【用賀】特徴・住みやすさ

【用賀】特徴・住みやすさ

ここでは、世田谷区用賀のマンション購入や住み替えを検討している方に向けて、特徴や住環境の魅力を紹介します。

  • 交通アクセスが良好
  • 買い物施設が豊富

交通アクセスが良好

用賀エリアは、東急田園都市線の用賀駅を中心に都心へのアクセスが良好です。

渋谷まで直通で約12分、新宿や池袋方面にも乗り換えがスムーズで、通勤・通学に適しています。また、駅から少し歩けば首都高速3号線の用賀インターチェンジもあり、車での移動も快適です。

買い物施設が豊富

用賀エリアには、日常の買い物に便利な施設が豊富に揃っています。

駅周辺には東急ストアや用賀商店街、スーパーマーケットフジ 用賀店、オーケーストア 新用賀駅店などが点在しているので、日用品の買い物に困ることはありません。

世田谷区用賀の中古マンション売却相場価格

世田谷区用賀の中古マンション売却相場価格

ここでは、用賀エリアが位置する東京都世田谷区の中古マンション売却相場価格を紹介します。

間取り別の中古マンション相場価格

「REINS Market Information」を参考に、東京23区におけるマンション売却相場価格を間取り別にランキング形式で10位までまとめました。世田谷区と他区のマンション売却相場価格を比較しましょう。

1LDK 2LDK 3LDK
1位 港区:1億1,440万円 港区:1億2,670万円 港区:1億9,050万円
2位 渋谷区:7,960万円 千代田区:1億2,590万円 千代田区:1億6,680万円
3位 千代田区:7,010万円 渋谷区:1億1,060万円 渋谷区:1億2,720万円
4位 目黒区:6,760万円 新宿区:8,170万円 中央区:1億2,220万円
5位 文京区:6,340万円 中央区:8,130万円 目黒区:1億1,000万円
6位 品川区:6,190万円 文京区:8,080万円 新宿区:1億950万円
7位 世田谷区:5,870万円 世田谷区:7,825万円 豊島区:1億220万円
8位 中央区:5,410万円 品川区:7,380万円 品川区:9,360万円
9位 江東区:5,200万円 目黒区:7,370万円 文京区:8,860万円
10位 中野区:4,700万円 江東区:6,780万円 世田谷区:8,160万円

高級住宅街が集中するエリアもありますが、比較的庶民的なエリアやマンションが多く建設されている地域もあるため、東京23区の中で見るとマンション売却相場価格はそれほど高くありません。

エリアごとの売却相場価格

こちらも「REINS Market Information」を参考に、世田谷区におけるエリアごとの中古マンションの売却相場価格(3LDK)を一部まとめました。

世田谷区のエリア名 中古マンション売却相場価格 専有面積 平米単価
用賀 8,200万円 72.5㎡ 113万円/㎡
下高井戸 6,400万円 72.5㎡ 88万円/㎡
芦屋公園 6,800万円 72.5㎡ 94万円/㎡
桜新町 9,500万円 77.5㎡ 123万円/㎡
二子玉川 1億5,100万円 102.5㎡ 147万円/㎡
成城学園 6,700万円 67.5㎡ 99万円/㎡
田園調布 6,200万円 87.5㎡ 71万円/㎡
尾山台 8,000万円 72.5㎡ 110万円/㎡

用賀エリアのマンション売却相場価格は、世田谷区内では比較的高めの水準にあります。

同じく高級住宅街である二子玉川や桜新町エリアなどと比べると、マンション売却相場価格は少しだけ低くなっています。

東京都の新築・中古マンション売却相場価格

東京都の新築・中古マンション売却相場価格

以下の表は、東京都の新築・中古マンションの売却相場価格をまとめたものです。

東京23区 23区外
新築マンション 1億326万円 6,286万円
中古マンション 6,299万円 3,606万円

※出典:不動産経済研究所「マンション市場動向
東日本不動産流通機構「中古マンションの区市町村別成約状況[2023年度]

世田谷区の中古マンションの売却相場価格は5,870万円~8,160万円でした。

子育て世帯が3LDKの中古マンションを世田谷区で購入する場合、「東京23区の中古マンション」と「23区外の新築マンション」よりも高額になることが分かります。

世田谷区用賀の賃貸物件の家賃

世田谷区用賀の賃貸物件の家賃

以下では、総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」をもとに、世田谷区における一人暮らし用ワンルームから3LDK程度の広さに分けて表にまとめています。

世田谷区用賀で賃貸物件の経営を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

  • ワンルーム(1K):29㎡以下
  • 1LDK:30~49㎡以下
  • 2LDK:50~69㎡以下
  • 3LDK:70~99㎡以下
間取り 世田谷区の賃貸物件の家賃相場 東京都の賃貸物件の家賃相場
ワンルーム 7万2,445円 6万9,706円
1LDK 10万2,673円 9万5,319円
2LDK 13万70円 11万9,547円
3LDK 15万8,661円 14万8,966円

用賀が位置する世田谷区の賃貸物件の家賃相場は、東京都の賃貸物件の家賃相場より若干高い結果となりました。

単身であれば7~10万円、ファミリータイプでも15万円以上で探すことになりそうです。

また、LIFULL HOME’Sの「用賀駅の家賃相場情報」では、間取り別の家賃相場は以下のようになっています。なお、用賀駅から10分以内の賃貸物件の家賃相場です。

間取り 用賀の賃貸物件の家賃相場
ワンルーム 10万2,100円
1LDK 16万1,800円
2LDK 26万800円

3LDKのデータはありませんでしたが、人気の田園都市線沿いということもあってか用賀駅周辺の賃貸物件の家賃相場は高めです。

用賀における新築・中古マンション売却相場価格の今後

用賀における新築・中古マンション売却相場価格の今後

用賀エリアで新築や中古マンションの売却・購入を検討している方に向け、今が適切なタイミングかどうかを判断するために、マンション価格の動向や今後の見通しについて説明します。

マンション価格の推移

マンション価格は2013年から継続して右肩上がりで推移しています。国土交通省が毎月公表している「不動産価格指数」を見ると、一戸建てと比べても圧倒的にマンション価格が大きく上昇していることが分かるでしょう。

不動産価格指数とは、年間約30万件の不動産の取引価格情報をもとに動向を指数化したものです。

2024年4月時点の数値を見ると、住宅総合指数が140.1、マンション指数が200.2、一戸建て指数が117.6となっています。

※出典:国土交通省「不動産価格指数

不動産価格指数の推移を考慮すると、不動産価格は今後も上昇する可能性が高いといえます。したがって、2024年はマンション売却に適したタイミングといえるでしょう。

また、低金利政策の終了や住宅ローン控除率の引き下げなどの背景を鑑みると、家族構成や年齢、仕事の状況などを加味して、自分にとって都合の良いタイミングで購入することをおすすめします。

人口の推移

用賀が位置する目黒区の将来の人口推移から、不動産価格の変動を予測します。国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」をもとに、世田谷区の人口推移をまとめました。

2025年 2030年 2035年
総計 92万737人 92万5,611人 92万6,681人
30~50歳未満 24万8,560人 23万4,539人 22万7,362人

総計では、2025年から2035年にかけて人口が徐々に増加する見込みです。

しかし、マイホームを購入する中心世代である30〜50歳未満の人口は、同期間で約2万人も減少すると予測されています。

そのため、世田谷区の不動産価格は長期的には下落する可能性がありますが、もともと高水準にあるため、大幅な価格低下が起こる可能性は低いと考えられます。

子育て世帯に人気のおすすめ物件は?

子育て世帯に人気のおすすめ物件は?

世田谷区用賀は都心へのアクセスが良好でありながら、閑静な住宅地に囲まれている点が子育て世帯から人気を集める理由となっています。用賀で子育て世帯に人気のおすすめ物件は、以下のとおりです。

  • パークホームズ用賀ヴィアージュ(東急田園都市線用賀駅徒歩6分)
  • シティハウス用賀砧公園(東急田園都市線用賀駅徒歩13分)
  • ラコルダ弦巻ガーデンコート(東急田園都市線用賀駅徒歩12分)
  • ドレッセ用賀(東急田園都市線用賀駅徒歩9分)

新築・中古マンションの相場の調べ方

新築・中古マンションの相場の調べ方

世田谷区用賀で新築・中古マンションの売買を検討している方は、より良い条件で売買を進めるために、自分でも相場を把握しておきましょう。ここでは、新築・中古マンション相場の調べ方を紹介します。

レインズマーケットインフォメーション

国土交通省指定の不動産流通機構が運営する「レインズマーケットインフォメーション」では、過去1年間の成約事例をチェック可能です。

地域や沿線、最寄駅、駅からの距離などの条件を絞り込んで、マンション相場を調べられます。

不動産情報ライブラリ

「不動産情報ライブラリ」は、国土交通省が過去に不動産取引の経験がある方を対象にアンケートを行い、その結果をデータベース化したものです。

売却する中古マンションの所在地に絞って類似物件の成約価格を調査すると、おおまかな相場を把握できます。ただし、取引事例が少ない地方や田舎の物件は、データの精度が低くなる点に注意が必要です。

不動産情報サイト

不動産情報サイトは、リアルタイムで販売されている物件情報を確認できます。

成約価格ではないため、掲載されている売出価格のまま物件が売れるとは限りませんが、売却するマンションと似た物件がいくらで販売されているのかを見ることで相場の把握が可能です。

まとめ

まとめ

高級住宅街を擁する世田谷区は比較的庶民的なエリアやマンションが多く建設されているおかげで抑えられていますが、それでも東京23区の中でマンション売却相場価格は高い水準にあることが分かりました。

さらに用賀エリアは、世田谷区内でも中古マンション売却相場価格・賃貸物件の家賃相場ともに割高です。

今後の物件価格は大幅な価格低下が起こる可能性は低く、閑静な住宅地と充実した買い物施設の両方を求める方にはおすすめの街といえるでしょう。

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